キミタチを

毎年、命の終わりを必ず目にする。
これは、何度経験してもつらい。

どうしてこんな運命の猫がいるのだろうと
自問自答することもあった。
自然だからなんて思いたくない。
人のしでかした人の罪でしか
ないからだ。

5月、ある公園で子猫を連れた猫がいるとの相談が
保健所にあり、
その公園付近に住んでいるNYさんに
連絡をしてみた。
すると、その母猫は見かけないけれど
あきらかに妊娠している三毛猫がいるという。
すごく人なつこく、今にも産まれそうな
お腹で、足にまとわりついて離れないので
保護したいとの話。
獣医さんにさっそく連絡し、
入院させることに。
先生に
『妊娠後期みたいだけど、ひょっとして
FIP(伝染性腹膜炎)だったりしたらいけないから
診てください』と伝えた。
まんがいちの気持ちだった。
それが・・・そのまんがいちだった。
mikemisan.jpg
入院させた次の日には、亡くなった。
最後、NYさんにたよってきたんだね。
どこからきた猫さんだったんだろう・・・
みけみちゃん。 つらかったね。

7月、手術活動を展開中のとある団地。
手伝ってくれているAKさんが
茂みの中で負傷した乳飲み子を拾った。
カラスにつつかれたのか、他の猫に
噛まれたのか背中に大きい傷がある。
以前、同じような怪我をした子猫を
保護したことがあり、
数日で、敗血症を起こし死んだことが
あった。
AKさんにそのことを告げつつ
なんとか生き延びることが出来ることを
祈ったのだけどダメだった。
小さい小さい男の子。チビチビくん。
tibitibi.jpg
tibitibi2.jpg

10月、上記と同じ団地で
餌やってるTさんが風邪ひき子猫3匹
猫ハウスからつまんできた(ーー;)
生後3週ぐらいかな。
みんな風邪ひいてズビズビ。
私のうちで、離乳食を食べさせながら
治療していたのだけど、
一匹、喉がゼーゼー鳴って
気になっていた一番大きかった男の子が
朝、見たら冷たくなっていた。
kan.jpg
助けてあげられなかった・・・涙
ママのもとから強制的に連れ去られ
ひとりで死んでいく。
 ごめんね。人間は勝手だ。

どんな命も忘れたくない。
キミタチを
ずっとずっと覚えているからね。

この記事へのコメント